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やがて海へと届くロケ地は岩手か宮城?撮影場所どこで目撃情報ある?

やがて海へと届くロケ地は岩手か宮城?撮影場所どこで目撃情報ある?

2022年春公開予定の映画「やがて海へと届く」。

原作は彩瀬まるさんの同名小説で、「親友の死をめぐる喪失と再生の物語」です。

一人旅の途中で親友の「すみれ」が消息を絶ってしまった震災から3年。

未だ「すみれ」の不在を受け入れられない主人公「真奈」。

深い悲しみを抱えながらも再生し、前に進もうとする姿を見つめた物語です。

「真奈」と「すみれ」の繊細な心理描写と、2人が通り過ぎる風景。

一体どのように描かれるのでしょう?

原作を読んで推測すると、ロケ地は東北地方、岩手か宮城でしょうか?

撮影場所や目撃情報もとても気になりますよね!

今回は「やがて海へと届くロケ地は岩手か宮城?撮影場所どこで目撃情報ある?」と題してお届けしていきます。

最後までぜひご覧ください。

 

Contents

「やがて海へと届く」ロケ地は岩手か宮城?


2022年春公開予定の映画「やがて海へと届く」。

原作は彩瀬まるさんの同名小説です。

作者の彩瀬まるさんは一人旅の途中で被災されました。

震災で「感じたこと」「書かなきゃだめだと思ったこと」に向き合い執筆されたそうです。

思い出したくない辛く怖い体験だったのではないでしょうか。

それでも真摯に向き合い、前を向こうとする姿は勇気がありますよね。

同じ体験をされた方に寄り添う姿勢がとても素晴らしいです。

映画「やがて海へと届く」の主演は岸井ゆきのさん、キャストに浜辺美波さん、杉野遥亮さん。

演技派の俳優さん揃いで期待が高まります。

繊細な心の動きをどう演じられるのでしょうか。

それでは、「やがて海へと届く」のあらすじを見ていきましょう。

 

「やがて海へと届く」はどんな映画?

「最近忙しかったから、ちょっと息抜きに出かけてくるね」

震災前日に恋人の遠野にそう告げ、出かけたすみれ。

そのまま行方がわからなくなってしまいました。

それから3年が経ったある日、真奈の働くホテルのダイニングバーに遠野が現れます。

遠野は職場の近くに良い物件を見つけたため引っ越しをすることに。

すみれと暮らしていた部屋を引き払うため、すみれの荷物を全部処分すると言います。

引き取りたいものがないか立ち会って欲しいと頼まれ、絞り出すように了承する真奈。

真奈はすみれを死者として受け入れる遠野とすみれのお母さんを許せません。

一人でこわい思いをして死んだかもしれないすみれ。

そんなすみれを悼み、悲しみ、ずっと覚えているのは当たり前のこと。

生きているときと同じように扱うのが一番誠実だと思っています。

「惨死を越える力をください。どうかどうか、それで人の魂は砕けないのだと信じさせてくれるものをください」と願っています。

そんな真奈の心を動かしたのは、遠野のすみれの死後にまつわる空想でした。

「苦しいとか辛いとか、そういうのを感じるなにかが残るなら、あいつは歩くのをやめないと思う」。

「歩くの好きよ」と言っていたすみれ。

少しずつ淡々と、すみれを手放す支度をしていく真奈。

同僚の国木田や女子高生のリコちゃんとミチカちゃんにも助けられ、回復していきます。

ある明け方、うっすらと目覚めるとベッドのそばで人の気配がします。

すみれは会いに来てくれました。

「大好きだよ」と伝えることが出来、気配だけでも彼女がうなずいたのがわかります。

やがて彼女はゆっくりと出て行きました。

真奈はぼろぼろと涙を流しますが、ただただ幸せを感じていました。

電話の着信音に気づき出てみると、発信者は遠野です。

遠野の声は今まで聞いたことがないくらい弾んでいます。

「すみれが会いに、来てくれた」

回線の向こうでは、遠野が嬉しそうにしゃべり続けています。

ここで場面が切り替わります。

原作では、奇数章は真奈の世界、偶数章はすみれの世界が交互に描かれます。

現実的な真奈の世界から一転して、絵画を見ているような不思議なすみれの世界。

最初は理解が追いつかなかったのですが、この発想がすごくて引き込まれてしまいます。

すみれの章では、すみれの歩んできた道や出会った人々、震災の描写、心情が描かれます。

震災の時、電車に乗ろうと駅で待っていたと思われるすみれ。

電車は点検作業のため復旧が未定、そのため30分ほど歩いて隣駅へ向かうことにします。

早足で先を急ぐと分かれ道が目に入ります。

迷子にならないためにできるだけ線路沿いを歩き続けよう、そう判断します。

やがて違和感のある方に目を向けると、なにか大きなものが動いています。

それは地面を舐めるように溢れ出す黒い水。

とても辛く苦しく、恐ろしい光景が想像できます。

「そっちを選ばないで!」と何度も思いました。

名前も思い出せないまま歩き続け、出会った人たちと会話をし、思いを巡らすすみれ。

やがて海へとたどり着き、一個の白い石となりました。

そして解き放たれ、再び陸に帰ってくるのでした。

以上が簡単なあらすじになります。

死者の不在を祈るように埋めていく、喪失と再生の物語でした。

悲しくて切なくなるけれど、読み終えた後に重苦しさはありません。

むしろ心が晴れてくるようでした。

大切な人と過ごせる今を当たり前と思わず、悔いのないように。

そんなことを思い出させてくれる素敵な作品でした。

 

ロケ地は岩手?宮城?

さて、撮影はどこで行われたのでしょうか?

ロケ地の情報を調べましたが、わかりませんでした。

原作では東北地方に足を運ぶシーンがあります。

岩手や宮城がロケ地に選ばれた可能性もあるのではないでしょうか。

引き続き調査して、分かり次第お伝えしていきますね!

 

「やがて海へと届く」撮影場所どこで目撃情報ある?

続いて、撮影場所と目撃情報についてお伝えしていきます。

 

撮影場所どこで目撃情報ある?

撮影場所、目撃情報も調べましたが、こちらもわかりませんでした。

撮り下ろしの写真はどこで撮られたものなのでしょう?

こちらも引き続き調査して、情報が分かり次第お伝えしていきます!

どうぞお楽しみに!

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「やがて海へと届くロケ地は岩手か宮城?撮影場所どこで目撃情報ある?」と題してお届けしました。

ロケ地や撮影場所、目撃情報を調べましたが、わかりませんでした。

東北地方を訪れるシーンがあるので、おそらく岩手か宮城ではないかと予想しています。

引き続き調べて、情報がありましたらお伝えしていきますね!

主人公・真奈の葛藤や、すみれの世界の描写がどう描かれるのか、とても気になります。

原作は彩瀬まるさん自身が被災された体験を、とてもリアルに綴っていらっしゃいます。

「真っ暗」に人生を乗っ取られず、回復していくために必要なものはなんだろうと考えて書かれたお話とのこと。

そっと寄り添い、大丈夫だよと伝えてくださっているような、優しい文章が印象的でした。

映画をより深く味わうためにも、読んでみてはいかがでしょうか。

岸井ゆきのさん、浜辺美波さんが出演するあたたかい友情の物語「やがて海へと届く」。

2022年春公開予定です。

ぜひ映画館に足を運んでみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!