ジョニーデップ主演の映画「MINAMATA-ミナマタ-」が2021年9月23日に公開されます!
映画「minamata」は熊本県水俣市で発生した水俣病を取材した写真家を描いた映画となっています。
ですがこの映画は撮影ロケ地が日本ではなくセルビアのベオグラードらしいのです。
日本での出来事なのに海外で撮影するというのも不思議ですよね。
そこで今回は映画「ミナマタ」のロケ地がどこなのか、水俣で撮影をしなかった理由などについてご紹介していきます。
「ミナマタminamataロケ地はセルビア・ベオグラードどこ?水俣で撮影しないのはなぜ?」と題してお送りします。
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ミナマタminamataロケ地はセルビア・ベオグラードどこ?
真田広之さん出演者の映画「MINAMATA-ミナマタ-」のムビチケ買ってきた🎟真田さんのポストカードを期待してたよ😌 pic.twitter.com/TUjby0wHnV
— トミー (@sana_PROMISE) July 10, 2021
熊本県で問題となった水俣病をテーマに扱う映画「ミナマタ-minamata-」ですが、ロケ地はセルビアで撮影されているようです。
まずは映画「ミナマタ」について見ていきましょう。
映画「minamataミナマタ」ってどんな映画?
「MINAMATA ミナマタ」
コロナで公開延期となっていた。微妙な社会問題を映画にするのは難しい、特に海外の作り手のモチーフが入ると尚更。ジョニー・デップ主演、写真家の個人的な怨みがベースになって題材となっていないか危惧する。9月23日から東京・TOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開。 pic.twitter.com/Vaws6xlB17— よしまるxxx🍀 (@yoshix58902705) July 10, 2021
「minamata-ミナマタ-」は熊本県で発生した水俣病を題材にした映画となっています。
熊本県水俣市にあったチッソ工場の工業廃水が原因となって起こった公害病の水俣病。
映画では報道写真家として活動するユージン氏が妻とともに水俣を訪れ、水俣病に苦しむ人々の日常を写真に収めていく日々が描かれています。
ジョニーデップが写真家のユージン役として主演を演じており、そのほかにも真田広之さん、浅野忠信さんなどが出演。
劇中音楽を坂本龍一さんが手がけるなど、日本からもそうそうたる人たちが映画に参加していますね!
ロケ地はセルビア・ベオグラードどこ?
「Minamata」撮影順調です🎬 pic.twitter.com/Ca8xy56Ro0
— 花子🌺 (@sdu2pck2) September 12, 2019
そんな映画「minamata-ミナマタ-」ですがロケ地はセルビアのベオグラードという場所で撮影されているらしいです。
セルビアはヨーロッパにある国で、ハンガリーやルーマニアとも隣接しています。
その首都がベオグラードとなっていて、「ヨーロッパ最古の都市の一つ」と言われています。
2度の世界大戦の激戦の中心地となった過去もあり、要塞など歴史的建造物もありながら、現在ではおしゃれな街として観光でも人気の場所です!
水俣で撮影しないのはなぜ?
ジョニー・デップがユージン・スミスを演じる撮影中の “Minamata”、これには熊本ナンバーのコロナ(でいいんでしたっけ、むかしよく見た車種だけど、クルマよく知らなくて)が写っていますが、セルビアのベオグラードに作られた日本の街のセットだそう。 pic.twitter.com/14cClGDp8b
— steward (@stewardtokyo) February 21, 2019
主な撮影場所としてセルビアのベオグラードが選ばれていますが、どうして日本ではないのか、気になりますよね。
水俣病は日本で起こった公害病ですから、撮影も水俣市で行われるのが自然なことのように思えてしまいます。
映画「minamata-ミナマタ-」が水俣で撮影しないのはなぜでしょうか。
水俣で撮影しないのはなぜ?
今日は私のジョニー・デップのお誕生日。おめでとう!無事に撮影の終わったMINAMATA、楽しみに待ってますよ~。 pic.twitter.com/V5yuZCB6IP
— える (@fuyu280302) June 9, 2020
水俣市では撮影がされていない映画「minamata-ミナマタ-」ですが、なぜでしょうか。
どうやらこれは映画の与える影響を懸念してのことのようです。
過去に起こったこととはいえ補償や救済をめぐる問題など、現在も続いていると言える水俣病。
水俣病患者やその家族のことを考えると、水俣市で撮影をすることは人々に当時の苦しい記憶を思い起こさせることにもなりかねません。
歴史に起こったこととして後世に伝えることは大切ですが、当事者としては複雑な気持ちになることも考えられますよね。
映画「minamata-ミナマタ-」に称賛の声!
#Minamata was very good . pic.twitter.com/DzOkRjlJFN
— Blueberry (@blankblueberry) July 9, 2021
扱うテーマがデリケートな問題なだけにロケ地に苦しんだ様子の映画ミナマタですが、その内容は各地で称賛されています!
2020年にはベルリン国際映画祭でワールドプレミア上映も行われ、各国記者から高評価を受けていました。
(参照:https://eiga.com/news/20200225/7/)
記者会見にはジョニーデップとともに真田広之さんや美波さんらも参加。
日本でも映画の公開を心待ちにしている人の声が多く見られます。
#MINAMATA
もお写真ふえてきましたねぇわくわく pic.twitter.com/qu3uITuT1I— .*..群青.:*:・ (@e2Z4m1NRqOGqG3s) July 10, 2021
映画公開による影響は懸念されますが、水俣病の歴史を新しく知るきっかけにもなるので、公開の意義はあると言えそうですね。
まとめ
チャーリーとチョコレート工場(2005)のジョニー・デップ
MINAMATA(2021)のジョニー・デップ
16年の月日と役作りの変貌がすごいな。
早くMINAMATA見たい。#JohnnyDepp pic.twitter.com/E1URAZs5bv
— Somtam (@swanna6_su) July 9, 2021
いかがでしたか!
「ミナマタminamataロケ地はセルビア・ベオグラードどこ?水俣で撮影しないのはなぜ?」と題してお送りしました。
国際的な映画スター・ジョニーデップが主演を演じ、日本からも名優たちが集った映画「ミナマタ-minamata-」。
どこがロケ地なのかについて調べたところ、ヨーロッパにあるセルビアが選ばれており、首都のベオグラードで主に撮影が行われていました。
水俣病を題材とした映画でありながら、ロケ地に水俣市が選ばれなかった理由としては、やはり映画の持つ影響力が懸念されたことが考えられます。
補償問題など、現在も苦しむ人がいる水俣病。
当事者の方々の気持ちを考えると、水俣市で撮影をすることに慎重になる意見にも納得できますね。
しかし水俣病について知るきっかけにもなり得ることを考えると、映画公開の意義はあると言えるでしょう!
映画「ミナマタ-minamata-」は2021年9月23日、TOHOシネマズ日比谷ほか全国で上映スタートです。