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おおかみこどもの雨と雪お父さん名前なに?免許証やエンディングから考察!

おおかみこどもの雨と雪お父さん名前なに?免許証やエンディングから考察!

興行収入42億円を超えた映画『おおかみこどもの雨と雪』が公開されたのは2012年。

おおかみの血を引く子供と、その子供達を育てる母親の成長を描いた素敵な作品です。

この映画の謎といえるのが、子供達のお父さんの名前はなにか分からないところ。

そこで「おおかみこどもの雨と雪お父さん名前なに?免許証やエンディングから考察!」をお送りします。

映画の中で映る免許証のシーンや、エンディング曲からお父さんの名前を考察!

何度でも見返したくなる映画『おおかみこどもの雨と雪』の謎に迫ったのでご覧下さい。

 

Contents

おおかみこどもの雨と雪お父さんの名前なに?

2012年7月に公開された映画『おおかみこどもの雨と雪』は、細田守監督の長編オリジナル第2作目。

この作品は「日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞」を始め、数々の賞を受賞した名作。

細田守監督の周囲の方達が子育てを始め、彼らが親として輝いて見えたのが作品を手掛けたきっかけになったそうです。

そして狼を題材にした理由は、とても家族的でリーダーが群れを統率し、全体を考えながら生きている律儀な動物なので選んだとか。

狼の性質も考慮して、映画の物語が作られたんですね。

そしてこの映画で描かれてるのが、”おおかみおとこ”と人間の間に生まれた子供の成長になります。

まずは、おおかみこどもの雨と雪のあらすじからご紹介しましょう。

 

おおかみこどもの雨と雪のあらすじは?

女子大学生の「花」は、教室で1人の青年と出会い恋をする。

彼は自分が”おおかみおとこ”だと告白するが、花は全てを受け入れ2人の子供を授かることに。

生まれた娘の「雪」と息子の「雨」は、普段は人間の姿をしてるが興奮するとおおかみの姿になる「おおかみこども」でした。

しかし「雨」が生まれて間もなく、彼は突然亡くなってしまいます。

シングルマザーとなった花は、2人の子供が野性的になっても大丈夫な様に田舎の古民家へ移住することに…。

 

簡単なあらすじから分かるように、物語の前半で重要人物の1人”おおかみおとこ”のお父さんは亡くなってしまいます。

そして最後まで分からなかったのが、”おおかみおとこ”のお父さんの名前です。

では映画の中で、子供達のお父さんの名前が分かるヒントはないのでしょうか?

 

おおかみこどもの雨と雪お父さんの名前は免許証で判明!?

物語の中でお父さんは「おおかみおとこ」「彼」「お父さん」「父親」という表現だけで、名前は出てきません。

しかし映画の中で、お父さんの名前が判明しそうなシーンがありました。

それは人間として暮らしてたお父さんの、運転免許証が映るシーンです。

 

 

お父さんの生年月日が、昭和54年2月12日生まれといのは分かります。

しかし肝心な名前の部分は潰されていて、解読することはできません。

本名は公式発表もなく、苗字が「伊賀」ということだけ判明してました。

ちなみにお父さんは、幼い頃に両親を亡くし養子として育ってます。

そう考えると、育ての親が「伊賀」という苗字だったんでしょうね。

このように、残念ながら運転免許証から名前は判明しませんでした。

しかしエンディング曲に、お父さんの名前のヒントが隠されてるという情報がありました。

そこでエンディング曲から、お父さんの名前を考察してみたいと思います。

 

おおかみこどもの雨と雪のお父さんの名前をエンディング曲から考察!?

細田守監督はお父さんの「彼」を、一般的な狼男と違い柔らかで優しい人物像をイメージして”おおかみおとこ”と平仮名表記にしたそうです。

徹底的なキャラ設定にこだわる、細田守監督らしい発想ですね。

そんな”おおかみおとこ”のお父さんの名前を考察するには、主要キャラクターの名前を知ることが大事です。

まずは主要キャラクターの名前を、1人ずつ見ていきましょう。

 

花(はな)

主人公の花は彼と恋をして、2人のおおかみこどもの子供の母親となる人物。

父子家庭に育った花は、高校生の時に父親を亡くして天涯孤独の身。

辛いときでも笑っていようという信念を持ち続ける頑張り屋な女性です。

 

彼(おおかみおとこ)

作中で「彼」と呼ばれる人物で、人間とおおかみの姿になれる半獣人。

運送ドライバーとして働きながら、花の通っていた大学へ忍び込んで勉強してました。

花と惹かれ合い2人の子供を授かるが、息子の雨が生まれて間もないある雨の日に死亡。

謎が多いキャラクターになります。

 

雪(ゆき)

”おおかみこども”の姉で、雪の日に生まれたことから「雪」と名付けられました。

幼少期はお転婆で野性味のある子供でしたが、学校に自分のような野性的な女子がいないことからおしとやかに。

人間として生きたい雪だが、感情的になるとおおかみの姿になってしまいます。

 

雨(あめ)

雪の弟で、雨の日に生まれたので「雨」と名付けられました。

幼少期はひ弱で内向的な性格、人間的だった雨ですが次第におおかみの本能に目覚めていきます。

人間として生きたい姉の雪と違い、成長した雨は山で暮らすことを望むように。

 

藤井 草平(ふじい そうへい)

雪のクラスに転校してきた少年で、雪が人間として生きたいと思うきっかけになった人物。

「獣臭いけど動物でも飼ってるのか?」と雪に言ったことから、草平と雪の関係が始まります。

雪がおおかみという秘密を知ってますが、その正体を誰にも明かしません。

 

では主要キャラクターの名前を踏まえて、エンディング曲の歌詞を見ていきましょう。

 

おおかみこどもの雨と雪のエンディング曲の歌詞は?

エンディング曲のタイトルは『おかあさんの唄』で、歌ってるのは『アン・サリー』さん。

作詞を担当したのが細田守監督、作曲の担当は高木正勝さんになります。

歌詞の内容は、花が子供への思いを歌った内容となっていて、母親の愛情が感じられる楽曲。

そして歌詞の中には、主要キャラクターの名前が織り込まれているんです。

 

”雪を駆け 雲を数え 雨に遊び 風に吹かれて

花に埋もれ 草花鳴らそう 四本足で 二本の足で”

 

歌詞の中に「花」「雪」「雨」「草」と、名前が入っていますね。

そして残った言葉が「雲」と「風」になります。

この点からお父さんの名前を考察すると、「雲」か「風」と考えられるのではないでしょうか。

個人的には草花を揺らす「風」が、お父さんの名前っぽいかな?と思いました。

 

まとめ

「おおかみこどもの雨と雪お父さん名前なに?免許証やエンディングから考察!」お送りしました。

お父さんの免許証やエンディング曲から考察した結果、名前がなにか少し謎が解けたのではないでしょうか。

主要キャラクター達は草花や雨と雪など、自然の中から付けられた名前となってます。

そのことから親子愛だけじゃなく、自然界の大切さも描かれた作品と思いました。

細田守監督が愛情を注いだキャラクター達が、成長する姿が描かれた魅力的な作品。

皆さんもお父さんの名前を推察しながら、映画『おおかみこどもの雨と雪』をご覧になってはいかがですか?

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。