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ライオンのおやつホスピスのモデルどこ?ライオンの家は実在する?

ライオンのおやつは実話?モデルになったホスピスどこ?
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本屋大賞の2位を受賞し、話題となった『ライオンのおやつ』のドラマ化が決定!

生死をテーマに描かれたこの作品は、読者から大きな反響を呼びました。

そこで「ライオンのおやつモデルになったホスピスどこ?ライオンの家は実在する?」をお送りします。

実話を元に描かれたのか、ライオンの家は実在するのか、そしてモデルとなったホスピスがどこかにあるのか調べてみました。

考えさせられる感動作『ライオンのおやつ』の魅力を探ったので、最後までご覧下さい。

 

ライオンのおやつモデルになったホスピスどこ?

2020年の本屋大賞で、2位を受賞した感動作『ライオンのおやつ』。

多くの読者が感動し、涙を流して読んだと大反響を呼んだ心温まる作品です。

生きる事や死ぬことについて考えさせられ、日々の大切さを痛感できる物語「ライオンのおやつ」のあらすじを簡単にご紹介します。

 

ライオンのおやつのあらすじ

「ライオンのおやつ」の主人公は一人暮らしをする33歳の海野雫。

海野雫は医師から余命宣告を受け、最後の日々を過ごす場所に海が見えるホスピス「ライオンの家」を選ぶ。

ライオンの家では、入居者がもう一度食べたい思い出のおやつを、毎週日曜日にリクエストできる「おやつの時間」がある。

希望者はおやつにまつわるエピソードと一緒に、専用ボックスに投函。

おやつの採用はクジ引きで決まり、当日まで当選者は知らされないというシステム。

そんなライオンの家を選択した海野雫と、仲間達の命や出会いの素晴らしさを描いた物語になります。

 

余命宣告を受け、ホスピスで過ごすという繊細な物語を書いたのは小川糸さん。

それでは、小川糸さんをご紹介しましょう。

 

ライオンのおやつの作者は小川糸

ライオンのおやつを書かれたのは、作家の小川糸さんです。

こちらが小川糸さんのプロフィールになります。

  • 名前:小川 糸(おがわ いと)
  • ペンネーム:春嵐(しゅんらん)
  • 生年月日:1973年?月?日
  • 出身地:山形県山形市
  • 最終学歴:清泉女子大学文学部国文学科 卒業
  • 代表作:「食堂かたつむり」「つるかめ助産院」「ツバキ文具店」他

大学在学中、後に音楽プロデューサーとして活躍する『水谷公生』さんと知り合い2000年に結婚。

2004年から夫の水谷公生さん、浜田省吾さんと一緒に音楽制作ユニット「Fairlife」を結成。

小川糸さんは作詞を担当していて、春嵐さんというペンネームで作詞家としても活躍されてます。

音楽業界でも執筆活動されてるんですね。

そして小説家として注目を浴びたのは、2008年に出版された『食堂かたつむり』でした。

これをきっかけに、小川糸さんの作品は何度も「本屋大賞」に選出される作家に。

では今回、死をテーマにした「ライオンのおやつ」を書いたのは、何かきっかけがあったのでしょうか?

 

ライオンのおやつは実話?

「ライオンのおやつ」は、実話ではありません。

小川糸さんがライオンのおやつを書いたのは、母親の余命宣告がきっかけでした。

母親に癌がみつかり「死ぬのが怖い」と、娘の小川糸さんに連絡してきたそうです。

実は価値観が違う母親とは、子供の頃から犬猿の仲だったとか…。

小川糸さんは死に恐怖を感じないけど、多くの方は母親と同じで死に対して恐怖や不安を抱くだろうと思ったそうです。

そして母親が、死ぬのが怖くなくなるような本を書こうと思い作品が完成しました。

しかし残念ながら、母親の死には間に合わなかったそうです。

ライオンのおやつは、現実にあった母親の病気をきっかけにした”フィクション”になるんですね

 

そして、こんな風にも語ってました。

死がテーマの物語ではあるけれど、重く、悲しいお話にはしたくなかった。
人は、いつか必ず死ぬ。
だからこそ、今この瞬間瞬間を、大切に生きる。
この物語を通して、生きていることの喜びや愛おしさが表現できていたら、とても嬉しい。

引用:『ライオンのおやつ』 – 糸通信【小川糸】公式サイト (ogawa-ito.com)

 

ライオンのおやつを執筆中、母親と父親、そして大切な友達が旅立ったそうです。

この物語は、小川糸さんが大切な3人に捧げる作品になりました。

 

そしておやつを題材にした理由について、このように語ってます。

「おやつの記憶は、喜びや楽しさをまとっている。自分にも幸せな時間があったなと、人生を肯定的に受け取れるのでないかと思いました」と話した。作品には、こんな一節がある。「おやつを前にすると、誰もが皆、子どもに戻る。きっと私も、おやつの時間は子どもの瞳になっているのだろう」

引用:幸せの記憶味わう“最後のおやつ” 小川糸さん、新著「ライオンのおやつ」語るトークイベント|好書好日 (asahi.com)

 

そんな思いが込められたライオンのおやつですが、モデルとなったホスピスは存在するのでしょうか?

 

モデルになったホスピスどこ?

「ライオンのおやつ」でモデルとなったホスピスがあるのか、調べたのですがそれらしき施設は見つけられませんでした。

 

小川糸さんが海野雫が最期を過ごす場所を病院ではなくホスピスにしたのは、自分が主人公だったらホスピスを選ぶと思ったからとか。

また母親も病院ではなく、ホスピスで最後の日々を過ごさせてあげたかったそうです。

 

ライオンの家は実在する?

先にお伝えしたように、「ライオンの家」は実在せず、モデルもないためフィクションの存在のようです。

そこで、「ライオンの家」の舞台となった場所はどこをモデルにしたか調べてみました。

 

島のモデルは大三島!

作中で”瀬戸内海のレモン島”として登場する場所のモデルがありました。

その場所は「大三島」で、愛媛県今治市にある芸予諸島の中の一つになります。

小川糸さんは取材に対し、物語を大三島に選んだ理由を語っていました。

 

海は命の源(みなもと)であり、死とも近い場所。物語の舞台は海のそばと決めていました。ただ、海といっても、太陽がまぶしく輝く南の青い海もあれば、荒涼とした日本海など様々です。周りを山々にしっかりと守られた穏やかで暖かい瀬戸内海が、この物語にはぴったりだと思いました。
そして「大三島」は、周りを囲む美しい海はもちろん、島中に広がる柑橘の畑やワイナリーのブドウ畑など魅力的な場所が多く、物語のイメージがどんどん膨らんでいきました。

引用:世界で読まれる作家・小川糸さんインタビュー!「死」と真正面から向き合う作品づくり | 和樂web 日本文化の入り口マガジン (intojapanwaraku.com)

 

素晴らしい大三島の風景に影響を受け、素敵な作品が生まれたんですね。

ライオンのおやつの物語を寄り感じられる、大三島に1度は訪れてみたいと思いました。

 

まとめ

 

「ライオンのおやつモデルになったホスピスどこ?ライオンの家は実在する?」と題してお送りしました。

ライオンのおやつは作者の小川糸さんが、家族や友人への思いを込めて書き上げた作品。

実話ではありませんが、執筆のきっかけとなったのは小川糸さんのお母さんにまつわる出来事だそうです。

モデルとなったホスピスやライオンの家は実在しませんでしたが、島のモデルとなったのは「大三島」と分かりましたね。

命の重みを感じる素晴らしい作品ですね。

周りの方が亡くなる客観的な死もあれば、自分が亡くなるという主観的な死もある。

物語のように余命をホスピスで過ごしたり、どこで人生のラストを迎えるのかは人それぞれです。

そんな風に、生死を考える機会をくれる『ライオンのおやつ』に触れてみてはいかがでしょうか?

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。