ライオンのおやつホスピスのモデルどこ?ライオンの家は実在する?
本屋大賞の2位を受賞し、多くの読者の涙を誘った小川糸さんの名作『ライオンのおやつ』。
※最近放送されたドラマ『ライオンの隠れ家』とタイトルが似ていますが、本作は「おやつ」をテーマにした心温まる感動作『ライオンのおやつ』に関する記事です。
生死をテーマに描かれたこの作品は、今もなお「人生の最期に読みたい本」として大きな反響を呼び続けています。
そこで今回は「ライオンのおやつモデルになったホスピスどこ?ライオンの家は実在する?」という疑問について、2026年現在の最新情報を交えてお送りします。
実話を元に描かれたのか、ライオンの家は実在するのか、そしてモデルとなったホスピスがどこかにあるのか。
今この瞬間を大切にしたくなる感動作『ライオンのおやつ』の魅力を改めて探ったので、最後までご覧下さい。
ライオンのおやつモデルになったホスピスどこ?
小川糸先生『ライオンのおやつ』
あたたかなレモンの島での、最期のひととき。ホスピスでリクエストされる「最後に食べたいおやつ」には、人生の欠片が込められていて……。 切ないけれど爽やかな読後感でした !マスターの珈琲、私も飲みたかった#読了 #読書 #読書垢#読書好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/uuLHcRl7Sh — 小羽@書店員 (@kohanelibrairie) May 29, 2021
2020年の本屋大賞で2位を受賞し、2021年にはNHKでドラマ化もされた感動作『ライオンのおやつ』。
生きる事や死ぬことについて考えさせられ、日々の大切さを痛感できる物語「ライオンのおやつ」のあらすじを改めてご紹介します。
ライオンのおやつのあらすじ
「ライオンのおやつ」の主人公は、若くして医師から余命宣告を受けた33歳の海野雫。
雫は最後の日々を過ごす場所に、瀬戸内海の美しい島にあるホスピス「ライオンの家」を選びます。
ライオンの家では、入居者がもう一度食べたい「思い出のおやつ」を毎週日曜日にリクエストできる「おやつの時間」があります。
おやつにまつわるエピソードと一緒に投函されたリクエストの中から、毎週一つが選ばれ、全員でその味を楽しむという温かなシステム。
雫と、ライオンの家で出会う仲間たちの命の輝きを描いた物語です。
ライオンのおやつの作者は小川糸
ライオンのおやつを書かれたのは、人気作家の小川糸さんです。
- 名前:小川 糸(おがわ いと)
- 出身地:山形県山形市
- 代表作:「食堂かたつむり」「つるかめ助産院」「ツバキ文具店」他
小川糸さんの作品は、日常の何気ない幸せや「食」をテーマにしたものが多く、何度も本屋大賞にノミネートされています。
では、なぜ今回「死」という重いテーマを扱ったのでしょうか?
ライオンのおやつは実話?
「ライオンのおやつ」は、実話ではありません。フィクションです。
しかし、この物語が生まれた背景には、小川糸さん自身の切実な実体験がありました。 小川さんの実のお母様に癌が見つかり、余命宣告を受けたことが執筆のきっかけだったそうです。
価値観の違いから長年「犬猿の仲」だったお母様から「死ぬのが怖い」と連絡を受け、小川さんは「死ぬのが怖くなくなるような本を書こう」と決意しました。
残念ながらお母様の死には間に合わなかったそうですが、ご両親や大切な友人を亡くされた経験がこの物語に深く投影されています。
実話そのものではありませんが、大切な人を想う「真実の感情」から生まれた物語なんですね。
モデルになったホスピスどこ?
結論から言うと、「ライオンのおやつ」に直接的なモデルとなったホスピス施設は存在しません。
小川糸さんは、もし自分が主人公の立場だったら「病院ではなく、瀬戸内海の穏やかなホスピスで最期を過ごしたい」という願いを込めて、理想の場所として「ライオンの家」を描かれたそうです。
ライオンの家は実在する?舞台のモデルは大三島!
建物としての「ライオンの家」は実在しませんが、舞台となった「瀬戸内海のレモン島」には実在のモデルがあります。
その場所は、愛媛県今治市にある「大三島(おおみしま)」です。
小川糸さんは取材に対し、物語の舞台に大三島を選んだ理由をこう語っています。
周りを山々にしっかりと守られた穏やかで暖かい瀬戸内海が、この物語にはぴったりだと思いました。そして「大三島」は、島中に広がる柑橘の畑や魅力的な場所が多く、物語のイメージがどんどん膨らんでいきました。
島を訪れれば、作中で描かれた穏やかな空気感や柑橘の香りを肌で感じることができるはずです。
【2026年最新】ドラマ『ライオンのおやつ』を今すぐ見る方法
「ライオンのおやつ」は、2021年に土村芳さん主演でドラマ化されています。 2026年現在、以下の配信サービスで視聴することが可能です。
NHKオンデマンド
U-NEXT(NHKオンデマンドとの連携により視聴可能。無料ポイントでお得に!)
原作の空気を壊さない、非常に丁寧なドラマ版もぜひチェックしてみてください。
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まとめ
「ライオンのおやつモデルになったホスピスどこ?ライオンの家は実在する?」と題してお送りしました。
ライオンのおやつは実話ではないが、作者・小川糸さんの実体験に基づいた想いが込められたフィクション。
モデルとなったホスピスは実在しないが、島のモデルは愛媛県の「大三島」。
2026年現在もU-NEXTなどでドラマ版の視聴が可能。
最近のドラマ『ライオンの隠れ家』でこのタイトルを思い出した方も多いかもしれませんが、どちらも命の尊さを教えてくれる素晴らしい作品です。
今この瞬間を大切に生きる勇気をくれる『ライオンのおやつ』、ぜひ本や映像で触れてみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。